(ha002-001)
【 育ハラ? さん(女性・30代)の場合】
九州のNOSAI獣医師です。私の勤める診療所では万年人員不足で、全く改善されていません。

労働時間も労働基準法違反で、今の世の中でサービス残業当たり前(月100時間以上がもう1年続いています)です。

そんな中、子どもを授かり、只今育休中です。

私が育休を取ることで、他の獣医師にしわ寄せがあり、もっとひどい残業になってしまいました。診療部長から連絡があり、「月80時間なら違法ではないから、育休中に職場に戻るように」と言われました。「断ったら、みんなが困る」と半ば強制的です。断ったら人事的に不利な取扱いをされるのは必至です。

子どもを産んだら悪い、育休を取ったら悪い、と思わせるような職場です。

しわ寄せがいったのは申し訳なく思っていますが、子どもを産める年齢というものも限られているので、この機を逃したくなかったのです。

すみません、愚痴になってしまいました。

ただ、身体もまだ正常に戻っていないのに、産褥期の牛に受精させるかのような感覚で職場に復帰させようとする男性上司に腹が立ってなりません。

どうして、この県のNOSAIは労働基準法から程遠い扱いをするのでしょうか。(2022-01-09)


(ha002-002)

【 ゆーちゃんさん(女性・30代)の場合】

 私は産業動物の関係者ではありませんが、育児中の会社員です。畜ガールズには興味があり、HPも時々拝見しています。育ハラ?さんの投稿内容が、あまりにも衝撃だったので、私の体験が少しでも参考になればと思い、投稿させていただきます。

 私の会社にもいろいろ問題点はありますが、産休育休はしっかりとりました。また最近は「キャリア支援」や「ハラスメント研修」も熱心で、女性の管理職を増やしたいという意向もあるようです。具体的には、「キャリア支援」では、キャリアカウンセリングがあり、外部から面談者が来て、個人的な悩みやこれから目指す方向を一緒に考えてくれます。カウンセリングは1対1の個室で行われ、対話をするなかで、自分なりのキャリアデザインを自分自身で見出すことを目指しています。「ハラスメント研修」は全社員対象で、管理職と一般職が分かれてオンラインで講習を受けました。ハラスメントに対しての要素や対処方法が全社員の共通認識になり、管理職のハラスメントに対する理解も深まり、一般職に対して優しく接してくれるようになりました。ハラスメントについては、外部の相談窓口もあります。

 以前はパワハラやセクハラも日常的、ブラックな面もありましたが、女性の管理職が増えたこともあり、こうした取り組みは、ここ数年で急に進みました。声をあげて怒る上司も今はいません!それで社内での複雑な問題も少なくなり、働きやすくなったと感じます。結果的に会社の業績も上がっていると思います。育ハラ?さんの環境もこのままでは厳しいと思いますが、社会は前に進んでいます。時間はかかるかもしれませんが、これからいい方向に向かうといいですね。(2022-01-13)



(ha002-003

【 育ハラ?さん(女性・30代)の場合】

ゆーちゃんさん様、ご返答をありがとうございます。私の意見がアブノーマルなのかと、心配になっていた中でのご意見でしたので、涙が出てきました。

私の職場は、年齢が高いと男だけ管理職になるような職場で、女性はもともとパートやアルバイトしか雇っていない職場です。獣医師不足で仕方なく女性を雇っている感が出ています。

年齢がかなり上で頼りになっていた女性獣医師は、男の診療所長達とやりあっていましたが、体調を崩して、さらに左遷させられています。

また、別の頼りになっていた女性の先輩は最近になって一人お辞めになりました。残っている年配の女性は結婚はしていますが子育て経験をせずに仕事一筋の方や、子どもを産んでいてても男性獣医師の言いなりになっています。

そういう女性獣医師が、男性管理職からいい女性扱いされています。このような人は、セクハラまがいの事をいわれても、パワハラされても訴えもせずに、ヘラヘラしている感じです。内心は怒っているかもしれませんが、諦めているのかもしれません。よく女性だけの食事会の案内がありますが、出席者に聞くとただの愚痴の会のようで、問題を解決するというよりかは男性に都合が良いように言いくるめられるそうです。

このまま続けてそれなりの年齢になったときに管理職になれれば、変えられればいいのかもしれませんが、気持ちがそこまで続くかが自信がありません。

このような状態ですので、ゆーちゃんさんの職場と同じ様になるのは30年以上かかると思います。羨ましい職場です。

また愚痴になってしまいました。

ただ、育休中に半ば強制的に駆り出されるのは身体がしんどいので労働基準監督署とかに何らかのアクションを起こしてみようと思っています。(2022-01-16)



(ha002-004

【 雪だるまさん(女性・30代)の場合】

育ハラ?さん、今すぐにでも労働基準監督署へ駆け込んだ方がいいです

この業界でない人が聞いたら、紙芝居ものの昔話か都市伝説と思われるレベルかと思います

失礼を承知で申し上げますが、そういう組織だから、万年人手不足なのです。それを上層部にわかってもらえなければ、これから先も優秀な人材の確保は見込めませんよ

 

育ハラ?さんのような残された方がどんどん辛い思いをするだけです

産後の大変なお身体です、職場は他にもたくさんあります。お子さんのママは育ハラ?さんだけです。どうか、無理だけはしないでください(2022-01-16)



(ha002-005

【 Janeさん(女性・60代以上)の場合】

育ハラ?さん、ただでさえ大変な時期なのに、気苦労をお察しします。この問題は育ハラさんと、上司の方だけの問題ではありませんよね。似た問題が、この業界の他の職場からも聞こえてきます。社会全体、少なくても業界全体で対応する必要があると思います。今、日本獣医師会の大会(2月6日まで)において、畜ガールズでも問題提起をしています。どなたでもオンデマンド配信をみれますし、コメントも発信できます。ぜひ覗いてみてください。参加方法は畜ガールズのHPにあります。ひとりで悩むより、みんなで考えれば、きっといい解決策が見つかるはずです。(2022-01-29)



(みなさまからのご投稿をお待ちしています。)