アンケート(2019-03-09 @ 南九州地区養牛セミナー)
集計結果
◇ 回答者数:13名
A.産業動物の分野において、男女は平等だと思いますか?
B.この業界で女性の力を最大限に発揮するにはどうしたらいいと思いますか?
-
兼業農家が多いためか、勤務時間以外にも仕事が入るので、フレキシブルタイム制になるといい。
-
女性には、予防面で活躍してもらう。
-
男性が仕事、女性が子育てという暗黙のルールのようなものを打破していくことが重要。業界で働いている女性は多いが、この根本は変わっっていない。
-
徐々に畜産現場で女性が従事していることを見かけることが、増えている。適材適所で働き方を見つけることが大切だと思う。
-
がまんするにも限度がある。共感が得意な女性の力を利用して、農場の問題をクローズアップし、生産性向上につなげてほしい。
-
看護助手の活用。機械化による軽労化。人手不足を解消し、いつでも休みがとれる体制をつくる。
-
仕事内容を見直し、効率化する。
-
男女ともに、力を発揮するため、先ずは仕事環境を整える。たとえば、獣医師なら夜間診療などの時間外の仕事はやめ、農場の方に対応してもらう。ヒトの命ではない。無理のない体制が、長期的には農家さんのためになることを、理解していただく。仕事内容も再考。一番大切なのは病気の予防。
-
「女性の力」というものが、「男性の力」とどう異なるのかを、自分自身でうまく理解できていません。だたし、個々の能力を「女性」ということで、発揮できない方々は多くいらっしゃると思います。うまく発揮されている方も、そうでない方もいると、思っています。その「力」を受け取る側の意識が変化しないと、難しいのでは?と考えます。
C.産業動物の未来は明るいですか?
D.産業動物の未来を明るくするためにはどうしたらよいと思いますか?
-
自ら考え、自ら動く。他人は自分を変えてくれないと思います。
-
産業として、利益をたくさん出せるように成長すること。儲かるようにしなければ、男女ともに就労する人が少なく、尻すぼみとなるのではないか。
-
業界で、適材適所を活かし、人数を増やす。人手不足なので、外国人を採用する。動物看護師の活用と、産業動物分野での点数化。
-
飼養従事者の労働量の減少、管理の簡便化をすすめ、経営の安定化を計る。
-
セクハラやパワハラをなくすために、講習会などを開催する。誰もが自由に発言できるようにして、業界内の風通しをよくする。
-
家畜の多頭化に歯止めが必要。乳牛の場合は、最大でも200頭規模にする。それ以上の多頭化は、アニマルウエルヘェアや糞尿処理の問題もあり、土地の狭い日本には合わないと思う。
-
女性が、自分の意見や考えを述べるようになれば、世の中変わると思います。
-
どんな未来にしたいのか、こうした話し合いを重ねることで、未来は明るくなると思います。特に若い方々の悩みを聞き、どうすれば解決できるのかを、皆で話し合う。全国規模で、こうした話し合いをすることも大切だと思います。
(似たご意見はまとめてあります。)