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【 さとこたさん(女性・30代)の場合】
今まさに、2歳と5歳を育てている共済獣医です。
現在は16時までの時短勤務、土日祝日休み(夜間・休日当番の免除)、さらに子供が熱を出せばしょっちゅう休む状態です。
私も職場の仲間に恵まれて…と、言いたいところですが、「お大事に!」なんて言ってもらえるのはここ1年くらいのことです。初めての産休やら復職やらは、私だけでなく職場も初めてだったので、それはそれは、泣きたくなる場面も多かったです。初めての妊娠の時は、「妊娠発覚したら診療からは外す」という体制を作ってくれていたのはありがたいのですが、おかげでというのか「診療の穴埋めどうするか?」「人事異動か?」なんて話ばかりで、誰にも「おめでとう」は言ってもらえませんでした(T0T)
でも、周りを責めるより、自分も考え方を変えるようにしたことで、転機が来たように思います。以前の私はバリバリの臨床獣医だったので、妊娠して臨床できなくなるなんて!!といつも不安に思っていました。ですが、いざ臨床離れても今までの経験や知識を使って、農家さんや診療所のためにできることは、山ほどあるんですよね。
時短で復職した今も、他の獣医師がしたがらないようなことをこなすことで、それなりに役に立っているような気がします。
あと、大事なのは感謝の気持ちでしょうか。さまざまな制度があったとしても、「私が我が子の夜泣きに付き合っていられるのも、ほかの先生が夜間当番してくれているおかげ」って思います。すると、よくわからん雑用押し付けられても笑顔で対応できます★
これから結婚、出産、育児を控えている先生がたの参考になれればと思います。(2016-11-25)
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