(so005-001)
【 みかりん さん(女性・40代)の場合】
皆さんは、職場内で、管理職と真剣に職場環境について話し合ったことはありますか。
自分が普段抱えている不満や不安を管理職に相談する機会はありますか。
私はNOSAI獣医師で、以前、管理職の人に、「そのような機会を設けたほうが良いと思います」というような事を意見したことがあります。しかし、その時その方からは「そんなに不満があるのだろうか・・・」という回答でした。私の働いているNOSAIでは、毎年、若手の獣医師が辞めていきます。退職した獣医師たちの抱えていた不満や不安について管理職の方たちが、しっかり耳を傾けていたら・・・もしかしたら、辞めずにすんだのかもしれないし、辞める事は止められなくても、どういった不満や不安があるのかをしっかり聞くことで、今後の職場改善につながるかもしれません。そう思うとやり場のない思いと憤りを感じてしまいます。
私達は人生を歩んで行くなかで、学びや自己啓発に時間を注ぎたい時期、家族やパートナーとの時間を大切にしたい時期、健康に配慮して働きたい時期等、現状は常に変化しているはずだと考えます。そうやって変化していく中で、ワークライフバランスが崩れたとき、体調を崩したり、退職せざるを得ないという状況に陥ってしまうのではないでしょうか。それぞれの職員のライフステージに合わせて、働き方を考えていくことが、今の管理職の方々に必要なことではないかと思います。そのためにも、若手とコミュニケーションを取ってもらいたいです。意見を聞いて欲しいです。組織内の山積みになった問題を退職間際の管理職だけで話し合って決めるのはきっと無理があるだろうと思います。様々なライフステージの人たちの意見を聞くことで、組織としてどこまでやってあげられるのか、職員が妥協しなきゃいけないところはどこなのか等、解決の糸口が少しずつ見えてくるかもしれません。また、そういった管理職の姿勢が見えるだけで、若手の気持ちはきっと違うと思います。産業動物の獣医師として働くことへの熱意が生涯継続できるような風通しの良い職場になれたら、本当に理想だと思います。(2019-11-09)
(so005-002)
【 787 さん(女性・40代)の場合】
NOSAI獣医師です。
みかりんさんのおっしゃること、本当に共感できます。
私の勤めるNOSAIでも同様の問題を抱えており、常に人員不足に陥っております。
私も管理職に話をすることがありますが、残念ながら同じような状況であり、
管理職が若手の意見を吸い上げる機会が非常に少ないと感じております。
管理職が若手のことがわからないのと同じように、若手も管理職のことがわからないという2極化してしまっている構造になっていると思います。
希望をもって入職した若手を失望させないよう、全国的に人数の少ない我々世代が踏ん張らないとと考えていますので、
自分は毎日、管理職にいい意味でのプレッシャーをかけていきたいと思っています。
きっと、みかりんさんは、若手から信頼できる上司として尊敬されていることと思います。
ぜひ、その立ち位置を保ってほしいと思います。
つたない意見で申し訳ありません。(2019-11-28)
(みなさまからのご意見ご投稿をお待ちしております。)